アウェイで中国に快勝、3月20日バーレーン戦に勝てばW杯
サッカー日本代表は19日、中国・厦門で行われたFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選の第6節で中国代表を3-1で下した。日本はこれで最終予選5勝1分け、勝ち点16となり、ワールドカップ出場に大きく前進。勝ち点7のオーストラリアを引き離して、グループCの首位を独走している。
9月5日に埼玉で行われた第1節では中国に7-0と大勝した日本。アウェイの今回は6万人を超える中国人サポーターの大歓声の中でのプレーを強いられたが、今の日本には関係なかった。
前半39分、小川航基(NECナイメヘン)のヘディングシュートで先制すると、前半アディショナルタイムにも板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ)のヘディングで2点目を挙げた。
後半開始早々に1点を許したが、54分には伊東純也(スタッド・ランス)のクロスから小川がまたしてもヘディングでこの日2点目。完全アウェーをものともしない快勝だった。
最終予選は2025年6月10日の第10節インドネシア戦まで続くが、3月20日の第7節バーレーン戦に勝てば、自力で8大会連続となるワールドカップ出場が決定。史上最強の日本代表が早くも王手をかけた。
森保一監督「世界一になるという高い目標を持って目の前の一戦に全力を尽くす」
森保一監督は日本サッカー協会公式HPで以下のコメントを発表している。
「勝ちましたが本当に厳しく、タフなゲームでした。試合の流れも押し込まれる展開が長い中、選手たちが厳しい戦いを覚悟しながら、耐えるところは耐えて、なかなかチャンスを作れない中でも、セットプレーから試合の流れを掴んでくれました。選手たちがタフに戦い抜くというところを実践してくれた結果だと思っています。
ワールドカップの出場を1つの目標としていま戦っているので、(次節に可能性がある)その瞬間が早く訪れるということは、1つ目標をクリアする喜びになると思います。しかしながら、我々は世界一になるという高い目標を持って目の前の一戦に全力を尽くすとこれまでも戦ってきています。まずは次の試合に向けて、勝利のために全力を尽くす。そして一歩一歩目標に向けて前進していく、成長していくということをこれまで通りチーム一丸となってやっていきたいと思います」
日本代表のアジア最終予選結果と今後の日程
【第1節】
2024年9月5日(埼玉)
日本 7-0 中国
【第2節】
9月10日(リファー)
日本 5-0 バーレーン
【第3節】
10月10日(ブライダ)
日本 2-0 サウジアラビア
【第4節】
10月15日(埼玉)
日本 1-1 オーストラリア
【第5節】
11月15日(ジャカルタ)
日本 4-0 インドネシア
【第6節】
11月19日(廈門)
日本 3-1 中国
【第7節】
2025年3月20日(埼玉)
日本 - バーレーン
【第8節】
3月25日(埼玉)
日本 - サウジアラビア
【第9節】
6月5日(未定)
日本 - オーストラリア
【第10節】
6月10日(未定)
日本 - インドネシア
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