3日目の猛チャージでつかんだツアー初優勝
ゴルフトーナメント開幕戦の東建ホームメイトカップが4月12日~15日に行われ、重永亜斗夢(しげなが あとむ)選手が初優勝。4打差2位から優勝を狙った石川選手は1打差まで詰め寄ったが、逆転優勝には届かず2位に終わった。
初日8アンダーで首位スタートを切った石川選手を、7アンダーの重永選手が追う展開に。2日目は11アンダーまでスコアを伸ばして2位に4打差をつけた石川選手に対して、重永選手は6アンダーに落として4位まで後退した。ここまでの勢いと実績から、優勝は石川選手に傾いたと思われた。
しかし、3日目に重永選手の猛チャージが始まる。前半3バーディで勢いをつけると、後半は4連続を含む8バーディ、ノーボギーで、自己ベストの63をマーク。この日1打スコアを落とした石川選手に4打差をつけて、首位に躍り出た。
さすがに最終日は、3日目のようなゴルフができなかった。1番ホールでバーディを奪ったものの6番でダブルボギーを叩き、7番と9番でもボギー、前半を終わって石川選手との差は1打に縮まった。
後半はパーを重ね、1打差のまま迎えた17番ロングホールで2オンに成功。ここを2パットのバーディとして、重永選手が1打差で逃げ切った。